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ソーラーセルフメンテコート

ソーラーセルフメンテコートとは

太陽光発電(ソーラー)パネルの汚れを防止し
発電効率の低下を防ぎます

ソーラーメンテ協会推奨商品

太陽光発電(ソーラー)パネルに付着した排気ガス・黄砂(砂塵)・火山灰・花粉などの汚れは発電効率低下の原因となります。

そこで、ソーラーセルフメンテコートは、帯電防止機能で汚れの付着を抑え、超親水機能により雨水で汚れが落ちやすくします。これにより、汚れによる発電効率低下を抑制し、清掃メンテナンス回数を削減することができます。

光触媒コートでは解決できかった課題をクリアした、新しい防汚コーティングです。

ソーラー(太陽電池)パネルは汚れるの?

設置3年のソーラーパネルの汚れ具合

一般的に「ソーラーパネルは傾斜があるので、雨が降れば汚れが洗い流されるから汚れない」と言われます。

「車のガラス洗わないと汚れるのに、ソーラーパネルは汚れない?」との疑問をお持ちの方も多いです。

実際にその疑問は正しく、設置後3年もすると写真のように汚れてしまいます

埃・塵・砂塵・排気ガス・火山灰・花粉・獣糞

埃・塵・砂塵・排気ガス・火山灰・花粉・獣糞などの汚れは次第に凝固し、頑固な汚れになり可視光透過の妨げになります。一般のガラスに比べソーラーパネルは汚れが分かりにくい構造ですが、よく見ると汚れが蓄積し凝固しています。

そして、可視光透過率が落ちると、発電効率が低下してしまいます。

アフターメンテナンス一番の課題を解決

設置後の一番の課題は、「いかに長期にわたり発電効率を低下させないか」です。

安定した発電を維持できるかで、収益も大きく左右されます。

ソーラーセルフメンテコートは

  • 汚れにくくする
  • 雨や流水でセルフクリーニングする

という2つの効果で、汚れのない美しいパネルを保ち、発電効率と清掃コストの削減を実現します。

ソーラーセルフメンテコートの特徴

  • 帯電を防止し、汚れの付着を防ぎます
  • 超親水のセルフクリーニング効果で、雨・流水で汚れが落ちます
  • 成分は無機100%なので環境にやさしいです
  • ハードコートなので傷がつきにくく、10年以上の耐久性です
  • 耐薬品性があるので、獣糞にも強いです
  • 高透明・低屈折でくもりを防止します

太陽光発電システムの発電ロスとメンテナンス

太陽光発電システム製品の品質に問題がない場合、発電ロスの原因は主に以下の3点です。

  1. 温度上昇により変換効率が低下する季節ごとの発電量のロス
    最大20%の発電ロス
  2. パワーコンディショナーで直流から交流に変換する際の変換ロス
    5~8%の発電ロス
  3. 汚れによる可視光透過率低下が原因の発電ロス、送電ロス
    7~12%の発電ロス(ソーラーセルフメンテコートで防止可能)

自然環境によるものや、発電製品のハード性能による発電ロスはメンテナンスで改善する事は不可能ですが、「汚れ付着による発電ロス」だけはメンテナンスによる防止が可能です!

■汚れ付着による発電ロスの試算(ロス率5%の場合)
発電設備 発電能力 1kw 4kw 10kw 100kw 1Mw
パネル面積 8m2 32m2 80m2 800m2 8000m2
年間発電量 (KWh) 1,000 4,000 10,000 100,000 1,000,000
年間売電額 (1kwh/40円) 4万円 16万円 40万円 400万円 4,000万円
20年間での売電総額 80万円 320万円 800万円 8000万円 8億円
発電ロスによる損失金額 (5%で計算) 4万円 16万円 40万円 400万円 4,000万円

汚れによる発電ロスを5%で計算すると、20年での発電ロスの総額は、1年分の売電額に匹敵する金額になります。

しかし、定期的な清掃メンテナンスには安くないコストがかかります。
清掃の回数を削減し、清掃までの発電ロスも同時に減らせるソーラーセルフメンテコートは汚れ対策に最適です。

耐光性試験

ソーラーセルフメンテコートは、ナノサイズのシリカと酸化スズをメインに、酸化タングステンを添加したハードコートタイプで、無機100%のナノコート剤です。

※光触媒の防汚コートではありません。全く新しい防汚技術です。

試験内容 内容詳細 結果
耐光性試験 スーパーUV・300H 10年以上
水滴接触角 液滴法 5度以下
密着性 沸水性試験 10年分
鉛筆硬度 基材の硬度によって変化 4H~9H
密着性 基盤目テープ法 100/100
密着性・耐湿性 蒸気試験・1H 異常なし
耐薬品性 塩酸・5分 異常なし
耐薬品性 苛性ソーダ5%・5分 異常なし
表面抵抗値 ソーラーセルフメンテコート 108~109Ω/□
可視光透過率 ソーラーセルフメンテコート 92%~94%
耐熱性 200℃・1時間 異常なし
耐冷性 -18℃~20℃ 異常なし

汚れと防汚のメカニズム

汚れの種類

大気中の汚染物質には主に2種類あります。

無機の汚れ
埃・塵・砂埃・金属粉・黄砂・粒子など
油分を含まないサラサラした汚れです。空気中を浮遊し、あらゆる場所に入り込み、油分と合体して汚れがひどくなります。また、外壁やガラスには帯電して付着します。無機汚れの原因
有機の汚れ
排気ガス、工場、飲食店等からの煤煙、花粉など
油分が多く含まれ、ベタベタした汚れです。さまざまの物に簡単に付着し、その上に無機汚れが付着して、さらに汚れがひどくなります。 有機汚れの原因

汚れを防止するメカニズム

静電気(帯電)を防止して、汚れを呼び寄せない

汚れの原因となる埃・黄砂・排気ガスなどは、帯電(静電気)に引き寄せられ付着し、蓄積されます。これが繰り返されることにより、雨だれや変色などの目に見える汚れとなります。

よって、帯電させないことにより、まずは汚れの付着を減らします。

ソーラーパネルにシッカロールを塗布し全面に広げます。軽く叩くとご覧のとおりです。
超親水で汚れを流し落とす(セルフクリーニング)

親水とは、水と面との界面張力差を極力下げて、面に対して水が均等になる性質のことをいいます。
超親水とは、水滴接触角度が10度以下の、特に親水性に優れたものいいます。

撥水は水弾きはよいですが、埃などを根こそぎ洗い流せないため、水滴状に汚れが残ってしまいます。
超親水は雨に濡れても水滴にならないので、乾いたあとも水滴状の汚れが残りません。
そして汚れとの間に水が入り込み、汚れを洗い流します(セルフクリーニング)。

また、水が面に対して均一に広がるため、水滴のように視界を妨げません。

超親水と撥水の図解

ソーラーセルフメンテコート効果検証

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